2019.7.25
GROUND株式会社と業務提携し、同社が研究・開発を進める
自律型協働ロボット(Autonomous Mobile Robot、以下「AMR」)を国内初導入!!
ダイアモンドヘッド株式会社(本社:東京都港区・札幌支社、代表取締役:柴田 幸一朗、以下「当社」)は、
日本のLogiTechR※1をリードするGROUND株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 CEO:宮田 啓友、以下「GROUND」)と業務提携し、GROUNDが研究・開発を進める自律型協働ロボット(Autonomous Mobile Robot、以下「AMR」)を現行ロジスティックス・サービス・プロバイダーと共に構築する先進的なファッションECオペレーションに導入します。
GROUNDが研究・開発を進めるAMRは、既存のAGV※2や人追従型ロボットとは一線を画し、先端のSLAM※3技術とカメラ・レーザーの連携により、ロボット自身がリアルタイムに位置情報を取得し、物理的なレイアウトへのマッピングが可能です。このような先端テクノロジーを搭載したAMRがEC・物流現場に導入されることは、国内で初めてとなります。
インターネットの発展に伴い、ECが社会インフラへと成長する一方で、少子高齢化による生産年齢人口の減少、消費者ニーズの高度化や多様化、配送短期化、人件費や運送費の高騰など、EC・物流を取り巻く環境は厳しさを増し、さまざまな課題への対応が求められています。
さらに、EC・物流事業者の事業規模によっては、倉庫内の省人化や自動化を進めるための設備に大きな投資を行うことが難しく、国内の物流改革が遅れる一要因となっています。
ダイアモンドヘッドは、2011年に現行ロジスティックス・サービス・プロバイダーと業務提携を締結し、国内外のファッション&アパレル企業のECシステムの開発・運用支援から物流業務までをワンストップで提供しており、これから加速していくグローバル化に対応すべく次世代のECビジネスプラットフォームの開発・提供を目指しています。
今回、AMRを導入することにより、両社の技術とノウハウを共有し、国内における新たなECオペレーションの創出とEC・物流改革を共に推進します。
また、GROUNDは2015年の設立以来、物流業界における新しい価値創出と、AIやロボティクス等の先端テクノロジーを活用したソリューションを誰もが利用できる物流プラットフォーム「Intelligent Logistics(インテリジェント ロジスティクス)®※1」の構築を目指しています。
①先端のSLAM※3技術とカメラ・レーザーの連携により、ロボット自身がリアルタイムに位置情報を取得し、物理的なレイアウトへのマッピングが可能です。
さらに、経路情報を設定することなく自律走行できるため、経路上の障害物を回避した最適な経路を選定します。
②物流施設内の作業オペレーションやレイアウトの大幅な変更をすることなく、スピーディーな導入が可能です。
③直観的な操作性により、作業者への教育を最小限に留めることができます。
※1:「LogiTech」および「Intelligent Logistics」は、GROUND株式会社の登録商標または商標です。
※2:Automatic Guided Vehicleの略。自動搬送車。無人で搬送や荷役を行うフォークリフトや搬送台車。軌道のあるタイプと無軌道のタイプがある。
※3:Simultaneous Localization and Mapping: センサーによって周囲環境を把握し、マップをつくりつつ、取得したデータをもとにロボットの自身の位置も推定する技術
<GROUND株式会社>